バーティライナー工法の特長

バーティライナー工法とは?

更生材を既設マンホールに挿入し、空気圧で拡径することにより、既設マンホール内壁に押圧したまま光照射し、樹脂を硬化させ更生する自立マンホール更生工法です。

適用範囲

材料名バーティライナー
種 類組立マンホール、現場打ちマンホール
形 状円形
マンホール径呼び径900(1号)、呼び径1000
マンホール深さ5m以下

構造

特長

既設マンホールの強度を期待しない自立型

斜壁と直壁を一体更生

耐震Lv.1,2に対応

施工及び更生後の出来形に支障がない場合は断面修復不要

建設技術審査証明

バーティライナー工法は、
(公財)日本下水道新技術機構の建設技術審査証明を受けています。



建設技術審査証明証

バーティライナー工法 施工手順

バーティライナー形成工

1.準備工

機材を搬入し、止水パッカーを設置します。


3.材料挿入工

更生材の両端部にパッカーを取付け、マンホール内へ挿入します。

5.硬化工

光照射によって更生材を硬化します。

7.管口処理工

更生材の上部端部を切断し、本管口の穿孔を行います。

2.前処理工

マンホール蓋・インバート・足掛け金物撤去およびマンホール内洗浄を行います。

4.拡径工

光照射装置を挿入し、圧縮空気で更生材を拡径します。

6.インナーフィルム除去工

硬化後、インナーフィルムを除去します。

バーティライナー工法 性能

材料性能

耐荷性能 自立性能を有しています。
耐久性能 耐薬品性、耐硫酸性、水密性の要求性能を満たしています。
耐震性能 下水道施設の耐震対策指針と解説 2014年版(公益社団法人日本下水道協会)に準じた検討が可能です。
水理性能 更生材内面は平滑で、内空断面を確保できます。

※下水道用マンホール改築・修繕工法に関する技術資料 2014年12月 (公益財団法人日本下水道新技術機構)の自立マンホールの要求性能を満足しています。

建設技術審査証明証
耐荷試験状況